市中型 ＭＲＳＡ で国内初の死者

お～こわいこわい　
新聞をよんでしったのですがとうとう死者がでたらしいです。
わたしもそんなに詳しくはないのですが、きになったのでちょっと紹介。

ＭＲＳＡとはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌のことで、いわゆるばい菌です。
黄色ブドウ球菌じたいはどこの人にも、健康な人の鼻や皮膚にでもいるような、
一般的ばい菌の一種なのですが、そのなかにもいろいろいまして、
やっかいなのもいるのです。

ＭＲＳＡはそのやっかいな部類の一つなのです。
しかも、今回の種類は強毒菌これがっとてもやっかい。

どうやっかいなの？私たちにできる事は？ってかたはつづき読むをクリック！
おねがいします

今回のＭＲＳＡがやっかいな理由は二点
一つ目は、抗生物質がきかないことです。

抗生物質とはなにかといいますと、肺炎とか、気管支炎とか、
細菌性の感染症につかう薬で、簡単に言えばばい菌を殺すために
よく病院からもらう飲み薬や塗り薬にはいってるものです。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（ＭＲＳＡ）は名前のとおり
メチシリンという抗生物質に耐性をもっていて、効果がないのです。
ＭＲＳＡの耐性はメチシリンだけではなく実際は多剤耐性、つまり、
おおくの抗生物質に耐性をもっており、殆どの抗生物質がきかないのです。

有効な抗生物質もあるにはあるのですが、その抗生物質にも耐性をもつＭＲＳＡの
出現も報告されており、なかなか有効な治療がやりにくいのです。


二つ目は、市中型強毒菌であること

ＭＲＳＡにも、院内感染型、市中型、市中型の強毒型と色々種類があり遺伝子の型も
それぞれことなるそうです。
強毒菌は名前のとおり毒性がつよく、人間の体を守る白血球をぶっこわしちまうらしいのです。
つまり、かかったら死ぬかもよってことです。


このなんともやっかいなＭＲＳＡ、専門家によると
「市中型の中でも強毒菌はまれで、過剰に心配する必要はないが、
感染の拡大に備え監視を強めていく必要がある」
とのことでした。
しかし、感染は実際拡大しているようで、
このさきおおさわぎすることになりそうな予感です。

耐性菌への対策としては

(1)耐性病原体に有効な新薬を開発しつづけること

(2)耐性獲得を起こさない計画的な化学療法の実施

(3)耐性病原体の発生状況の監視と把握
なんかがあるとのことです。

このヘンは完全に、国家やら、お医者先生様がたやらにおまかせですな。
わたしたちは自分が感染しないようきおつけましょう。

感染予防には、

(1)病院からもらった抗生物質はきっちりのみきる

(2)人とべたべたじゃれつかない、…「そこのアベックはなれなさい！」
　　タオルなどを共用したりしない…「お父さんの使った手ふきなんか嫌よ！。」

(3)酒の力をかりる　　　　　　　　…「昼間っからですよ。」
などがありそうです　　　　　ホントですよ～

(1)は病気になったらきちんと体の中の細菌を殺して耐性菌へ変異させない
ための対策です。病院の先生ときちんと話をして、自分のもらう薬が、
なんなのか？抗生物質かどうか？確認するようにしましょう。これはＭＲＳＡに限りませんよ。

(2)は感染経路を経つためのものです。ＭＲＳＡなど黄色ブドウ球菌は主に接触感染、
つまり、
肌と肌のふれあいでうつるのです…。汗をかいた皮膚などにはいっぱいいる可能性大、
よって夏場の感染が多いそうです。スポーツ選手要注意、手洗いうがいをきっちりしましょう。

(3)は消毒方法です。酔っぱらえってことではないですよ
ＭＲＳＡには８０％エタノールが消毒薬として有効だそうです。
ＭＲＳＡは塩とかにはわりとつよいそうです。
薬局とかにうっているとおもうので、手洗いのあとの消毒用につかってみては、
いかがでしょうか？


なんにでもいえますが、あとは体を健康にたもっつってことがありますかな。
有効な治療がむずかしいなら、かからないようバンガレってことですね



院内感染等についてはそのうちまた記事を書くかもしれませんたぶん…